こんにちは。雪残る東京から、今年最初のレクチャーの「場」となりました。CIMG3139
それにしても今回の雪は、気温が低いせいか、残りますね。
今週末は、より寒い?山梨は甲府への出張を控えているだけに、少し不安です・・・。
寒いかな?? まぁ、なんとか頑張りましょう~~。

さて、今年最初の「場」にて、少し嬉しいお声を頂戴しました。
常に心がけていることだけに、非常に嬉しかったです。その一言とは、!」 「いつも、こんなにフランクに研修をされているのですか?」
という一言でした。
「今までどんな研修を受けてたの~?」と少し気になるところでしたが、
嬉しかったです。

セミナーオタクであった私は、たくさんのセミナーや研修に参加してまいりました。
そんな経験の中、どうも思うことが2つ。あくまでも私見なのですが、
「勉強系のセミナーは、どうもしんどい。」
「主導権が講師側にあると、どうもコントロールされているような気がする。」
というものです。受講後に、「なんか疲れたなぁ。」と思うこともしばしば。

そこで、講師側になった私が常に心がけていることがあります。

それは、「場」の共有です。

意見がたくさん出る、質問がたくさん出る、議論ができる「場」は、
コントロールされることはありません。ここで出る意見や改善策に押しつけは存在しませんので、
成果に直結する決断が出てきやすくなります。
そんな、受講生主導の意見がでるようにするのに講師は全力を尽くします。

一方で、講師も自分の想いや成功のノウハウを伝えたいという側面も出てきます。
もちろん必要なことではあるのですが、それが度を過ぎると熱く語ることを通り越し、
しばしば「悦」モードに突入いたします。

これを私は、場の「占領」と呼んでいます。

占領されている時間ばかりであることに受講生が気付き出すと、
話の内容に何がしかの「NO」を見つけて反論したくなるものです。
そうなると「場」を修復することが難しくなります。

伝える側、受ける側、
話す側、聞く側、
すべてのコミュニケーションにつながることだと考えています。
少しの気づきで人間関係が円滑になったり、組織が活性化したりすることがあります。

是非、みなさんもお試し下さい。